#Senator Eugene J. Wright(b)#Ted Hawk(dr, perc)#George Dempsey Wright(g)#Ron Kalina(p,hmc)#Herman Riley(sax)#Buster Cooper(tb)#Jimmy Spencer(vo)#1970年代#US Cool Sound Co.原盤#Jaz#Soul#Vocal#サバービア#オルガンバー#自主制作盤#入手困難

L.A.・サンタモニカ周辺のクラブを拠点に活動していた黒人男性歌手Jimmy Spencerのデビュー盤。40年代よりGene Ammons Quintetで活躍したSenator Eugene J. Wrightを中心としたセクステットの伴奏を背に、囁くような低音ヴォイスで魅了する激渋マイナー自主盤[Here Comes Love Again...]の出品です。

90年代末期にもアルバムを一枚リリースしている黒人クールナーの傑作デビュー盤。当時活動していたL.A.周辺のクラブを中心に、ダラス、ヒューストン等でも活動していたらしく、多くのミュージシャンとの親交があったようです。伴奏はベテラン・ベーシストのSenator Eugene J. Wrightを始め、Ethel Ennisの歌伴を務めたTed Hawkや、Harry James楽団のDempsey Wright、マリーンのアルバムに参加したRon Kalina、Bobby Bryant SextetのHerman Riley、A.K.Salim [Pretty For The People]等の多くの名盤に参加したBuster Cooperが参加しています。

Mel TormeやNat King Coleに影響を受けたと言われる渋いクールナー・スタイルで聴かせる粋な一枚。軽快にスウィングする”The Most Beautiful Girl”を皮切りに、Dan Hillの77年のヒット曲のスイートなカバー”Sometimes When We Touch”、ヒップなスウィング・ナンバー”If I Were A Bell”、フロント二菅の演奏も渋いオリジナルのブルースナンバー”Some Of These Days, Baby”を収録。白眉はブラジリアン・テイストの高速パーカッションとホイッスルをフィーチャーした”Summertime”のキラーカバーがナイスです。

大変貴重な当時のオリジナル盤です。自主制作盤故に、現在までCDやアナログ盤の再発はありません。オルガンバーWeb等で紹介された知る人ぞ知る一枚で、海外でも見かける機会が少ない一枚です。お探しだった方や興味がある方は是非ご検討下さい。


■リリース情報

Cool Sound Co. CSC 150
USオリジナル　ステレオ盤
1978~79年頃のリリースかと思います。
自主制作盤
オリジナルピクチャースリーブ

■コンディション

盤　VG++(微スレ、表面上の極浅い小傷が二、三あるだけで艶のある綺麗な盤です。チリ等もほぼ皆無に近く、クリアな再生が楽しめる盤です。レーベルも非常に綺麗です。)

スリーブ　NM-(小さな角打ちがあるだけでスレや傷みの無い非常に綺麗な状態です。)


此方の商品は現状渡しになります。
基本的に検盤は目視にて行っております。気になる箇所がある場合には試聴しておりますが、全面試聴はしておりませんので、見落とし等が有る場合がございます。また、再生環境等により聴感上で違いがある場合がございます。併せて御了承の程お願い致します。
コンディション等の表記はあくまでも主観的なものです。御参考までにお願い致します。
中古品である事を御理解の上、NCNRのお取引を御願い申し上げます。
試聴音源は敢えて最悪のセッティングを想定し、簡易ポータブルプレイヤー(ステレオ針)から直接PCに取り込んだWAV音源を使用しております。クリーニングやモノラル針、針圧等でノイズの軽減はありますのでご参考までにどうぞ。(古い音源は順次削除して参りますのでご了承願います。)



（2022年 11月 6日 2時 22分 追加）
試聴　Summertime