時代のある大変珍しくユニークで面白い

柘植（ツゲ）で出来た藤の鞘(藤の実)の意匠の茶室刀です。

「茶刀（ちゃがたな）」とも呼ばれる茶室刀は、

護身用の「木刀」です。

桃山時代茶道を確立した千利休は、

「茶室に入ればどんな人物であろうと平等である」

という「茶の湯の精神」から、

日本刀を茶室に持ち込ませないようにしました。

なので武士はこのような茶刀を

懐に差して入室したと言われています。

利休は、「決まり」だけでなく「物理的」に

茶室の入り口を極端に狭くして、

刀を差したまま茶室に入れないようにしたそうです。

刀掛に掛けて展示しても映え

木彫の美術品としても価値のある逸品です★

年期が感じられますが総じて良好です。

古い手作り一点ものですので

画像もご確認の上ご検討ください。

★サイズ（約寸）

長さ46.5ｃｍ

幅4.5ｃｍ

厚み2.5ｃｍ

重量215ｇほど

茶室飾りとしても○

素敵な一時を♪